弊社のモットーは、「お客様に便利さを味わってもらう」ことです。
そのような意味で、弊社では、お客様のニーズに何時でも、何でも、素早く応えることのできる「樹脂加工のコンビニKOOWA」であることを、日々、心がけております。このブログでは、そんな弊社の工場風景、加工方法、新技術、ニューマシンやスタッフのプロフィールなどを、現場からの声として皆様にお届けしていこうと思っております。よろしくお願いします。
代表取締役 土屋和彦

2009年5月14日木曜日

ポリイミド、樹脂の耐熱チャンピオン!


超耐熱樹脂ポリイミド成形体 セプラ、ユピモールSA(101,201)

樹脂では最高の耐熱温度をもつポリイミドは、熱変形温度で360℃~500℃までのグレードがあり、半導体、液晶製造装置、測定器、温度センサーから航空宇宙分野まで、耐熱治具用途が広がっており、様々な業界で使用されています。

画像はクリックすると、全部大きくなります。

非常に優れた機械加工性もポリイミドの特長です。加工精度が100分の1まで出せる樹脂はポリイミドだけです。!

これは、丸棒からの切削加工例です。

リング形状品加工のお問合わせも、多数いただいております。


ポリイミドのもう一つの特長としては、耐熱だけではなく、低アウトガス、摺動特性、耐薬品、耐放射線性など多くの見逃せない特性を持合わせております。

セプラ(超耐熱樹脂ポリイミド成形体)の板材と球体です。↓


これは、300~800ミクロンの厚みの円盤状加工品です。
このような極薄の素材に、極小の穴開け加工も行えるのはポリイミドならではのことです。↓

ネジ加工品の一例です。↓


ポリイミドは、現在、様々な業界で使用範囲が広がっており、今後、もっとも期待されている樹脂材料です。
ポリイミドの加工について、何かご案件がありましたら、どうぞ、プラスチック加工興和にお問合せ下さい。